フリーの復旧ソフトをそのまま使うのは危険

フリーで出ている復旧ソフトはそのまま使うのは危険

  • パソコンのフォーマットが頻繁に起きる。
  • 焦げ臭い匂いがHDD本体からする。
  • パソコンから変な音がする。


こういった時に復旧ソフトや診断ソフトを利用することは、HDDの症状を悪化させる危険性があります。たしかにデータ復元ソフトをはじめとした各種の復旧ツールはとても便利です。

しかしながら、フリーの復元道具が有効なのはHDDの障害が論理障害の時のみ。物理障害を起こしたハードディスクに復旧ツールを無理に利用すると不必要に本体に刺激を与えてしまいます。この場合、一般的にとても便利な各種の復元ツールの利用が、マイナスに働きます。

そのため、HDDの症状が論理障害なのか物理障害なのかを確認する必要があります。なお、物理障害と論理障害に関しては下記のページでより詳しく説明しています。

HDDの物理障害に関する特集
論理障害の特集ページ

両者の違いをより詳しく知りたい方にはおすすめ。

今回のコンテンツでは、復旧ツールを利用する前に確認するべき4つのポイントを中心に紹介します。以下の順番で各項目についてまとめておりますのでご興味のある項目だけでも目を通して頂けますと幸いです。



それでは、各項目を確認していきましょう。




HDD本体の様子確認

HDD本体の様子を知る

物理障害を起こしているHDDは、においや音や本体の温度に変化が現れます。具体的には「なにかが焦げたような臭い」、「ガガガーという異常な音」、明らかな「機体の熱さ」などなど。こういった異常な症状がないかをまず確認することが大切です。

これらは、HDD内部の冷却機能をはじめとした各種の部品が破損しているために正常に本体が動いていません。このような状態になったらなるべく早く刺激を与えることを避ける必要があります。

データ復元ソフトをはじめとした各種の復旧ツールの利用は本体に大きな負担を与えます。不用意な刺激を与えるとデータの復元が不可能になるだけではなく、発火の危険性もあり。

このような状態を避けるためにもツールを使う前に耳や鼻を本体に近づけて本体の様子を確認することが大切です。なお、このような匂い熱感に異常が合った場合は間違いなく物理障害なので業者を利用することがおすすめ。

異音や異常な熱を持つ場合は物理障害の疑いあり


ツールの利用前に原因を探る

HDD故障の原因を探る

異常が発生した直前の自分の行動を振り返ることが大切です。実際、HDDは衝撃や水濡れに弱いです。そのため、保護ケースにいれないで持ち運ぶことやコーヒーや水をこぼしてしまうことは障害の発生の原因になります。

ご自身の行動を振り返ってみて飲み物をこぼしたり誤って本体を落としたりしたことが思い浮かべば注意が必要。本体内部に異常が生じている物理障害の可能性が大いにあります。こういった場合は、不用意に電源をつけたりせずに業者に無料診断をしてもらう必要あり。

水等こぼしてなかったか自身の行動を振り返るのが大事


異常が発生する頻度の確認

異常発生頻度の確認

論理障害だと思っていた症状の原因が実は物理障害だった可能性も大いにあります。例えば、画面がつかなくなることやパソコンのフォーマットが発生した場合は復旧ソフトで復元可能。

しかしながら、フォーマットの原因が小さな内部部品の損傷をはじめとした軽度の物理障害が原因であることもあります。その場合、復旧ソフトを利用して復元しても原因が取り除かれていないので頻繁に異常な症状が発生します。

このケースで何度も復旧ソフトを利用すると不必要に本体に刺激を与えることになります。そのため、各種の異常が発生する頻度にも気を配る必要があります


  • 最近フリーズが増えた。
  • フォーマットの回数が多い。
  • データの不具合が毎日発生する。


といったことがないかを確認することが大切。


購入したHDDの年度を確認

ハードディスクをいつ購入したか?製造年の確認 HDDには寿命があります。一般的には3年から5年といわれています。この寿命を超えるとデータの読み込みが遅くなったり、フォーマットエラーの頻度が増えたりします。寿命によるHDDの不具合は論理ではないのでソフトウェアでは復旧が不可能

さらに復元ソフトウェアの使用は、本体に大きな刺激や負担を与えるので寿命が近くなってきたHDDには利用を控えるのが賢明。そのためにも購入して何年たったかを確認する必要があります

なお、この3年〜5年という寿命は一般的な使用頻度の時のペースです。毎日仕事などで利用していた場合はより寿命の期間が短くなります。

HDDの一般的な寿命は3〜5年


復旧ツールの利用の判断基準

復旧宇ツールを使うか使わないかの判断は? ここまでは、HDD復旧ツールを利用する前に確認するべき4つのポイントを紹介しました。この4つのポイントのどれにも該当しない場合は、おそらく論理障害の可能性が高いです。その際は、ソフトウェアをはじめとしたHDD復旧ツールは非常に便利。

他方でこれまで紹介した4つの項目のいずれかに身に覚えたある際は、物理障害や本体の寿命切れの可能性があります。この場合は、本体を他の外付けの媒体から外してから専門のHDD復旧業者に連絡をすることがおすすめ。

実際、HDDに不具合が起きた直後に業者を利用すれば8割〜9割の可能性でデータの復元が可能です。下手に自分でなんとかすると一層症状が悪化しますしデータの復旧確率が減少します。


いかがでしょうか。今回のコンテンツでは、各種のHDD復旧ツールを利用する前に確認するべき4つの項目を中心に紹介いたしました。最後に今回のコンテンツを一緒に振り返りましょう。


  • HDDの症状を確認せずに復旧ツールを利用するのは危険。
  • ツールを利用する前に確認するべきポイントは4つある。
  • その4つのポイントは、本体の様子・故障前後の自分の行動・故障の頻度・購入日の確認。
  • 物理障害の可能性があれば、業者の利用がおすすめ。



このコンテンツの内容を確認して論理障害だと感じたからは、各種の復旧ツールの利用は非常に効果的。なお、おすすめの復旧ツールに関する情報は下記のページにて掲載しています。

No1人気のデータ復元ソフト

他方で今回の内容を確認して物理障害の可能性を感じた方は、復旧ツールを利用せずに業者の利用がおすすめです。HDD復旧業者の選び方に関する情報は、下記のページにてまとめています。業者の利用にご興味がある方にはおすすめ。

復旧業者を選ぶ際のポイント


なお、このコンテンツに興味を持たれた方は、下記のコンテンツにも目を通しております。

不具合を起こしたHDDにやってはいけないこと