ノートPCの異常の7割は、ハードディスクの損傷

ノートパソコン異常の7割はハードディスクの損傷

ここで紹介した4つの症状をはじめとした不具合がお使いのノートパソコンに発生していないでしょうか。もしノートパソコンの異変に少しでも身に覚えがある方は、注意が必要。もしかするとノートPC内部のHDDに異常が発生しているかもしれません。

HDDって何?という方もいるかもしれません。HDDというのは、ノートパソコンに保存されているデータを記憶するパソコン内部で脳みそのような役割を果たしている部位です。

この部位に異常が発生するとノートパソコンに様々な不具合が生じます。実のところ、ノートパソコンの不具合の7割程度がHDDの故障が原因といわれています。そこでこのコンテンツでは、ノートPCに搭載されているHDDの復旧に関する情報をまとめました。

  • 勝手な再起動。
  • OSが起動しない。
  • 頻繁なフリーズ。
  • 画面がつかない。


をはじめとしたノートパソコンの不調にお困りの方にはお役に立てるコンテンツになっています。下記の順番で復旧に関する各項目を紹介していきます。



それでは一緒にそれぞれの内容を見て行きましょう。




HDDの不具合の3つの原因

不具合3つの原因

  • 寿命。
  • 内部データの異常。
  • 本体の破損。


ノートパソコンに搭載されているHDDの不具合の原因は、これらの3つに大きくわけることができます。どのような原因で不具合が生じたかによって復旧方法は大きく変わります。ここでは、3つのそれぞれについて簡単にまとめました。

1つ目の寿命というのは、ノートパソコンに搭載されているHDDの使用可能年数のこと。ハードディスクも多くの機械と同様に使い続けると体力が失われていき、最終的に動かなくなります。寿命に関する詳しい情報は、下記のページにてまとめています。

HDDの耐用年数について

2つ目の内部データの異常というのは、一般的に論理障害といわれています。これは、HDD内部に保存されているデータが破損しています。データがおかしくなると読み込みがおかしくなるのでシステムエラーが発生。このようにHDD本体ではなく、内部データの不具合。

3つ目の本体の破損というのは、物理障害といわれています。この物理障害は、ノートパソコンに内蔵されているHDD本体に異常が起きています。この場合は、HDD本体の破損を修復または破損箇所を交換しないと復旧が不可能です。

ここで紹介した3種類の不具合の原因に応じて復旧方法が異なります。そのため、HDDの復旧作業に入る前にご自身のハードディスクの不調の原因をきちんと確かめることが必要。これからは、ここで簡単に紹介した3種類のそれぞれの原因をより詳しく紹介します。


ノートパソコンの寿命は3年

ノートパソコン寿命は3年

ハードディスクに寿命がきてしまうと自力での復元が困難です。実際の寿命が来ると頻繁にフォーマットエラーやノートパソコン本体から変な音が発生します。そのため、ノートパソコンの不具合が気になったら購入年度を調べることが大切です。3年を超えていたら注意。

なお、この3年という寿命は、使い方によって上下するので注意が必要。

  • 頻繁に外に持ち歩く。
  • 電源を毎日つけっぱなし。
  • 熱い部屋で保管する。


などを行なうと1年程度の使用でもお手持ちにノートパソコンの寿命が切れることがあります。HDDの寿命を伸ばす方法は基本的にはないので寿命による不具合が生じた場合は、自力での復旧は困難。そのため、HDDの寿命でノートパソコンがおかしくなったら・・・・

  • 新しくパソコンを買い替える
  • メーカーに連絡してHDDを交換してもらう


新しくパソコンを買い替える。メーカーに連絡してHDDを交換してもらう。

このような対応を取ることになります。ちなみにハードディスクに寿命がきても内部にデータが残っています。そのため、データの復元が必要な場合は、専門の復旧業者に頼めば復元してもらえます

なお、注意が必要なのはノートパソコンを廃棄する時。ハードディスクに寿命が来ると事実上使いものにならないので廃棄することになります。しかしながら、ノートパソコン内部のデータは生きているので復元されて悪用される恐れがあります。

そのため、廃棄する際はきちんとデータの消去をする必要があります。データの消去に関しては、下記のページにて特集しています。不具合を起こしたノートパソコンの処分を検討している方にはおすすめ。

ハードディスクを廃棄する際の留意点


内部のデータの異常が原因の論理障害

論理障害

  • 勝手な初期化。
  • データが開かない。
  • OSが起動しない。

これらが起きた場合は、HDDの不具合が疑われます。しかしながら、ハードディスク本体ではなく内部のデータやOSの不具合で各種のエラーが生じることもあり。このHDD内部に保存されているデータや各種のシステムのエラーによる不具合を論理障害といいます。

このような論理障害が起きた場合は、業者に頼まなくとも自力で復旧することができます。自力で復旧する際は、データ復元用のソフトウェアの使用が一般的。この復元ソフトウェアは、有料・無料問わず数多くあります。

もちろん復元ソフトウェアは、専門の復旧業者と比較するとデータの復元技術は低いです。そのため、大切なデータを復元する際は、ソフトウェアではなく復旧業者の利用がおすすめ。

このように論理障害は、HDD本体に異常がないので不具合が生じたデータやシステムを直せばすぐに元通りになります。ただし、気をつけなくてはいけないのは頻繁に論理障害が発生する時

論理障害の発生は、HDD本体の破損が原因となることもあります。そのため、フォーマットエラーやフリーズなどがあまりに頻繁に生じる際は、本体の異常を疑うことが大切。このように症状に加えて発生の頻度の確認が必要です。

本体の異常が原因として考えられる際は、症状が論理障害でも実情は物理障害。このように症状だけで論理障害と判断できない側面もあります。下記のページにて論理障害に関するより詳しい情報を紹介しています。

HDDの論理障害に関するまとめ


ノートパソコン本体に異常が生じた物理障害

物理障害

  • ギギギ-という嫌な音。
  • 何かが焦げた臭い。
  • 電源がつかない。


このような症状がお使いのノートパソコンにある場合、HDDに物理障害が発生しています。実際、HDDは衝撃や熱や水に弱いので簡単に本体が破損します。

  • 「コーヒーをこぼす」
  • 「ケースにいれずに持ち運ぶ」
  • 「パソコンをデスクから落とす」
  • 「日光が当たる環境でネットサーフィン」

コーヒーをこぼす。ケースにいれずに持ち運ぶ。パソコンをデスクから落とす。日光が当たる環境でネットサーフィン。

このようなことを、異常が発生する前にやってしまった記憶が無いでしょうか。ここで紹介したような行為に身に覚えがある方は、要注意。HDD本体がおかしくなっている可能性が高いです。

論理障害と違い物理障害は、HDD本体がおかしくなっているので本体の異常を直す必要があります。この場合、専門の復旧業者に頼んで修復を依頼するかハードディスクを交換しなくてはいけません。本体に異常がある場合は、復旧ソフトでは修復できません。

本体がおかしくなると下手に電源をつけたりするだけでHDDに負担を与えます。そのため、自分でいじくると症状を悪化させるおそれがあるので専門家に任せることがおすすめ。

ここまで紹介してきたように明らかな動作の異常がノートパソコンに発生した場合は、物理障害を疑ってください。物理障害は、HDD本体がおかしくなっているので自力での復元が困難。

そのため、不具合を起こしたノートパソコンをご自身でいじくり回すことを避けるのが賢明です。下記にて物理障害をより詳しく特集しています。

ハードディスクの物理障害に関する特集記事


復元ソフトでHDDを復旧する際の3つの留意点

復元ソフト3つの留意点

ソフトウェアを利用してノートパソコンに搭載されたHDDを復旧する方法を紹介します。有料・無料問わず復元ソフトは数多くありますが、基本的な利用方法はどのソフトも一緒。

  • OSに対応したソフトを入手。
  • ソフトをパソコンにインストール。
  • ソフトを起動する。
  • 復元可能ファイルを調べる。
  • 復元したいデータを選択する。


ここで紹介した5つの作業を行えば、データの復元ができます。ちなみに復元ソフトで対応可能な主な症状を下記にて紹介します。

  • 削除したファイルの復元。
  • フォーマットエラーの解消。
  • 削除メールの復元。
  • カラにしたゴミ箱の復元。
  • ドライブの不具合の解消。


なお、復旧ソフトを利用する際にはこれから紹介する3つのポイントを抑える必要があり。

  • 内蔵OSとの相性の確認が必須。
  • 復元能力はソフトによってバラバラ。
  • 物理障害には有害無益。


1つ目の内蔵OSとの相性で注意が必要なのは、MacとLinuxをOSにしているノートパソコンを復旧する時です。多くの復元ソフトウェアは、Windowsには対応していますが、他のOSには対応していないことがあります。特にフリーソフトでは、顕著。

そのため、復元ソフトを利用する前にご自身のノートパソコンに内蔵されているOSとの整合性の確認が必要です。

2つ目の復元ソフトの能力は、各ソフトによってバラバラです。そのため、ご自身の症状に対応できる復旧ソフトの選定が必要。個人的におすすめのソフトウェアは、国内で最も人気のあるファイナルデータソフトです。くわしい情報は下記にて紹介しています。

NO1復旧ソフトの詳細

ファイナルデータソフト。

3つ目の物理障害には有害無益という点は、一番大切。実のところ、復元ソフトで対応が可能なのは、データ関連の異常なので本体に障害が発生した場合は復旧ができません。加えて復元ソフトの利用は、HDD本体に大きな負担をかけるので症状を悪化させる可能性があり。

このため、物理障害の可能性があるノートパソコンには、復元ソフトの利用は避けるべきです。復元ソフトを利用する前にノートパソコンの症状が論理障害なのか物理障害なのかを確認す ることをおすすめします。

ここで紹介した3つのポイントさえ理解すれば、復元ソフトは大変有効な復旧ツールです。実際、業者に頼めば少なくない金額が請求される論理障害を即日でかつ無料で復旧できるのは大きな魅力です。 下記のページにて13種類の復旧ソフトを紹介しています。復元ソフトウェアをお探しの方にはおすすめ。

13種類のおすすめ復旧ソフトについて


復旧業者でHDDを復元する3つのメリット

できれば業者にお金を払わずにノートパソコンのHDDを復旧したい方もいると思います。 しかしながら、重要なデータを復元するには専門の復旧業者の利用は不可欠。そのため、ここでは業者を利用する際に大切な3つの情報を紹介します。

  • 業者だからできること。
  • 業者の相場金額。
  • おすすめの業者紹介。


1つ目の業者だからできることは、物理障害への対応確実なデータ復元です。実のところ、HDD本体に障害が起きてしまうと復元ソフトウェアでは対応ができません。同時にメーカー保障を利用して修理を依頼すると多くの場合は、データが消えてしまいます。

このため、本体が異常を起こしたHDDを復旧する際には、業者の利用が必須。また本体に異常がなくとも大切なデータを確実に復元したいときは、業者の利用がおすすめです。実際、論理障害の復旧を業者に依頼すれば9割以上の確率でデータの完全復元が可能です。

2つ目の相場金額に関しては、障害内容や障害度合いに応じて大きく異なります。下記にておおよその相場価格をまとめました。ノートパソコンの不具合の解消に業者を利用することを検討される方はぜひ御覧ください。

重症度 論理異常 物理異常
軽症 5万円前後 10万円前後
通常 10万円程度 20〜50(万円
重症 20万円程度 30〜100(万円)


あくまでこの金額は相場金額であり、より安い復旧業者は数多くあります。同時に同じ症状でも業者ごとで復旧金額が数倍異なることがよくあります。そのため、ノートパソコンを復旧する際は、ご自身の予算に合う業者を見つけることが大切

3つ目のおすすめの業者に関しては、業者選びに何を重視するかによって異なるので一概にはいえません。そのため、いくつかケース別に最適な復旧業者を紹介しますのでご自身の業者探しの軸に合致する業者を見てみてください。



各業者の詳しい情報は、個別ページにて記載しています。お好みの業者があれば、個別ページに足を運ぶことをおすすめします。


いかがでしょうか。このコンテンツでは、ノートパソコンに搭載されたHDDの不具合の原因と復旧方法について紹介しました。最後に今回紹介した内容を一緒に振り返ってみましょう。

  • ノートパソコンの異常の7割は、HDDの不調が原因。
  • HDDの不具合は、寿命・データの異常・本体の破損の3種類。
  • ノートパソコンに搭載されているHDDの寿命は3年。
  • 論理障害を起こしたHDDはソフトウェアでも復旧可能。
  • 物理障害を起こしたノートパソコンは素人では復元が不可能。
  • 復旧ソフトを利用する際には、3つのポイントを理解する必要あり。
  • 確実にデータを復元したいなら業者の利用が賢明。


ノートパソコンは、簡単に外に持ち運びができて便利な反面、衝撃や水濡れ等で故障するリスクもあります。何か気になる不具合に気がついたらこのコンテンツの内容を見返してみると最適な復旧方法がわかるはず。今回紹介した内容が皆様のお役に立てると幸いです。なお、今回のコンテンツに目を通された方の多くは、下記の記事にも関心を示しています。

外さない復旧業者の選び方
タイプ別HDD復旧業者のまとめ