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ハードディスク4つの処分方法

ハードディスク(HDD・SSD)廃棄時の注意点と4つの処分方法


「HDD・SSDの正しい廃棄方法がわからない…」とお悩みのあなたに朗報です!

HDDやSSDの廃棄方法には、無料でハードディスクを処分できる方法があります。HDDやSSDの廃棄は、大抵3,000円程するため、費用をかけずハードディスクを処分したい方は特におすすめの情報です。

上記を始め、HDD・SSDの廃棄方法は豊富にあります。ニーズに合った方法を選べる一方、データの情報漏洩や料金などに不安が多く、混乱する方も多いはず。そこで当記事では、HDD・SSDを廃棄する時の注意点と、おすすめの回収業者・処分方法を4つ紹介します。

※今回紹介するHDD・SSDの廃棄方法を利用する前に、データの復旧を試したい方は、データの復元・取り出しを復旧業者に依頼するのがおすすめです。

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HDDやSSDの廃棄前にデータを消去・削除して情報漏洩を防ごう|ゴミ箱・フォーマットは不十分

ゴミ箱では不十分!HDD処分・廃棄前はデータ削除が必須
HDDやSSDを情報漏えい無く廃棄するには、第3者によるHDD・SSDのデータ復元を防ぐ対策が必要です。

具体的には、パソコンやハードディスクを処分・廃棄する前に、データを完全に削除しましょう。また、削除ファイルを入れたゴミ箱を空にする方法やフォーマットでは、HDD・SSDデータは完全に消去できない点に注意。

例えば、パソコンのファイルを消去しゴミ箱を空にしても、ファイルの管理情報が消えただけでデータ自体は消去できていません。そのため、HDD・SSDのバージョンを戻す等の方法で、復旧ができる場合があります。

HDD・SSDデータの完全消去は、データ消去ソフトウェアの利用など、データ自体を高確率に消去できる方法が必要です。以下、HDD・SSDデータを消去できる3つの方法を紹介します。

ハードディスクのデータ消去・削除ができる3つの方法

高確率で消去できるHDDのデータ削除3つの方法
HDD・SSDデータを削除する方法は主に以下の3つ。

  • 磁気データ消去装置を使う
  • HDD・SSD本体を破壊する
  • データ消去ソフトウェアを使う


各データ削除方法の特徴について紹介します

磁気でハードディスクのデータ消去・削除をする機器を使う|業者への依頼が必要

HDDやSSDは、ディスク上の磁気を元にデータを記録します。専用機器でハードディスクに別の磁気を加えると、HDD・SSDデータの根本的な破壊・消去が可能です。

高確率でデータ消去ができますが、自力で消去作業をすると、磁気が足りずデータ消去が不完全になる場合があります。HDD・SSDデータを高確率で消去したい場合、磁気データ消去の専門機器を扱う専門業者への依頼がおすすめです。

HDD・SSDを分解し、ディスク・プラッタをハンマー等で物理破壊|費用をかけずデータ消去・削除が可能

HDD・SSD内蔵のディスクやプラッタ等のデータ記録部分を、ハンマー等で物理的に破壊する方法です。物理破壊をするとデータの読み込みが不可能になり、実質データ消去ができます。

物理的な破壊で、HDD・SSDデータの読み込みが完全に不可能になるので、廃棄したHDDやSSDから情報漏洩するリスクもほぼゼロです。

物理的に破壊する際は、HDDやSSDを分解し、ディスク取り出しを行う必要があります。HDD・SSDの分解作業や、破壊後の片付け作業が発生しますが、費用をかけずにデータ消去が可能です。

HDDやSSDの破壊作業が面倒な方は、HDD・SSDデータ消去と廃棄作業を専門に行う、専門業者の利用をおすすめします。

HDDやSSDのデータ消去・削除ソフトウェアを利用|おすすめソフトも紹介

データ消去ソフトウェアを利用すれば、HDD・SSDデータの完全消去が可能。

ゴミ箱やフォーマット等の一般的な消去方法は、データの管理情報のみを消去する方法なので、データ自体は残り復旧もできます。一方で多くのデータ消去ソフトウェアは、HDDやSSDの管理情報とデータ本体の両方を消去するため、HDD・SSDデータの復元は困難です。

また、データ消去ソフトウェアは、データを消去してもHDD・SSD本体は破壊しません。よって、磁気の利用や物理破壊と違い、データ消去後もHDDやSSDは動作します。

HDDやSSD内蔵のパソコンを、第3者に譲渡・売却する予定がある方に、特におすすめな方法です。データ消去ソフトウェアは有料・無料問わず様々。筆者おすすめのソフトウェアは下記の通りです。

  • WipeDisk(無料ソフトウェア)
  • 14通りのデータ上書きで高精度なデータ消去ができる
  • DBAN(無料ソフトウェア)
  • Linux対応!高度なデータ消去アルゴリズム搭載
  • File Shredder(無料ソフトウェア)
  • 5種類の方法でデータ消去を行うシンプルな操作が特徴
  • ターミネータ10plus(約5,000円)
  • 起動しないPCを含む、HDDやSSDの高精度なデータ消去が可能
  • 完全抹消 シリーズ(3,000円~5,000円)
  • 1GBあたり10秒で消去!容量が大きいHDD・SSDの消去が得意


なお、高確率でデータを消去したい方はターミネータ10plusがおすすめです。当ソフトには10段階のデータ消去機能があり、レベル10では現在あるデータ消去方法の中で特に強力とされるグートマン方式を実行します。

ほぼ全てのHDD・SSDに対応でき、ソフト購入後は使用するパソコンと消去するデータの数が無制限です。使い勝手も良いソフトなので、データ消去の精度にこだわる方は一度確認してみましょう!

消去力・機能性ともにレベルが高いデータ消去ソフト! ターミネータ10plus
公式サイトを見る


以上を参考に、ご利用のHDD・SSDに合うデータ消去ソフトウェアを選んでください。

値段とセキュリティに注目!HDD(SSD)やパソコンの廃棄・処分ができるサービス業者4選

ハードディスクの廃棄4つの方法を徹底解説
ここから、HDD・SSD内蔵のパソコン廃棄で多くの方が利用する4種類の業者について紹介します。以下は4種類のHDD・SSD廃棄業者の一覧です。

HDD・SSD廃棄方法 データ消去の保証 費用
パソコンショップ 保証なし 無料
売却価格が手に入る
パソコンリユース企業 保証あり 全サイズ無料
メーカー処分 保証あり 原則無料(条件あり)
地方自治体の回収BOX 不明 30㎝以下のHDD・SSDは無料。
30㎝以上のHDD・SSDは有料。

上記4種類の廃棄業者について、以下で詳しく解説します。

パソコンショップ|ハードディスク買取りでお得に廃棄・処分できる

パソコンショップ廃棄のメリットは、HDD・SSDやパソコンを、お金を貰いつつ処分できる点。本来HDDやSSDの廃棄は有料なので、無料どころかお金を貰える点は嬉しいですね。

ただ筆者は、パソコンショップの利用は、HDD・SSD廃棄方法としておすすめしません。まず、パソコンショップは転売目的で廃棄パソコンを回収します。よって、古いHDD・SSDやパソコンの買い取りを拒否される場合が多いのです。

加えて、パソコンショップは、HDD・SSDデータの消去を行わない場合があり、データ漏洩のリスクは多少あります。以上から、パソコンやHDD・SSDをリスクなく廃棄したい方は、別の廃棄方法の利用がおすすめです。

パソコンリユース企業|リサイクルのため料金無料でパソコンやHDD・SSDを回収

パソコンリユース企業は、回収したパソコンの分解・部品の販売、パソコンの再利用・リサイクルを行う企業です。

パソコンリユース企業の魅力は、処分に5,000円以上かかる大型のハードディスクや、転売できない古いHDD・SSD・パソコンも無料で引き取れる点です。場合によっては、改造パソコンや液晶が故障したパソコンも無料で引き取ります。

加えて、パソコンリユース企業はデータ消去サービスも行う業者が多いです。個人では費用がかかる高度な機器を備える企業も多いため、高確率でデータ消去ができます。よって、情報漏洩リスクを抑えてHDDやSSDを廃棄したい方にもおすすめです

パソコンリユース企業の廃棄サービス利用方法
  • 廃棄するHDD・SSD・パソコンを包装する
  • 廃棄するHDD・SSD・パソコンを着払いで業者に送る
  • 郵送後は業者がHDD・SSDデータ消去から廃棄を一括対応


以上のように、サービスを利用しやすい点もパソコンリユース企業の魅力です。

メーカー処分|特定のパソコンを正しい方法かつ費用も無料で廃棄・処分できる

HDD・SSDやパソコンを廃棄したい場合、ご利用のハードディスクやパソコンの製造会社に廃棄・回収を依頼するのがおすすめ。

日本には、パソコンメーカーが自社開発したパソコンの、無料回収を義務づける法律があります。製造会社にパソコンの廃棄を依頼すれば、パソコン内蔵のHDD・SSDも無料で廃棄可能です。

回収した廃棄パソコンを丁重に扱う義務もメーカーに課され、HDD・SSDデータの情報漏洩を防いで廃棄を行います。データの情報漏洩リスクが小さい廃棄サービスを無料で使える点は、大きなメリットですね。

製造会社の回収サービスは3ステップで利用できる
  • 廃棄するHDD・SSD・パソコンを包装する
  • メーカーの指定住所に着払いで郵送
  • データ消去から廃棄まで一括で業者が担当


製造メーカーの回収サービスは、利用前に以下の注意点を抑えてください。

  • HDD・SSDの無料廃棄は、2,001年以降のパソコン機器のみ対応
  • 2001年以前に製造されたパソコンに搭載されたHDDやSSDの回収は有料
  • 無料回収の対象は自社製品かつPCリサイクルマークが貼られた製品のみ
  • 中古で購入したパソコンやリサイクルシールがないパソコン等のHDD・SSD廃棄は有料


上記2つに該当するHDD・SSD・パソコンは、無料廃棄ができるでしょう。データの情報漏洩リスクも低いため、ご利用のHDD・SSD・パソコンを確認し、積極的に無料廃棄サービスを活用してください

回収ボックス|注意点あり!地方自治体でハードディスクの無料処分・廃棄ができる

地方自治体は、回収ボックスを通して、HDDやSSDの回収・廃棄を無料で提供します。当廃棄サービスは、廃棄するハードディスクを自治体が定めた回収ボックスに入れるだけで利用可能。

回収ボックスは、公民館や区民館など地方自治体が運営する施設にあります。回収ボックスがある施設にHDDやSSDを持ち込み、回収ボックスに入れれば、後は行政が廃棄対応をします。

回収ボックスを利用する際は、下記の注意点3つを抑えてください。

  • 無料回収できるHDDやSSDは一部
  • データ消去の保証がない
  • 宅配便が利用できない


各注意点について、以下で紹介します。

無料回収ができるHDDやSSDにはサイズ制限がある

無料回収ができるHDD・SSDは30㎝以下のハードディスクだけ。30㎝以上のHDDやSSDは、自治体の無料回収ができる「燃えないごみ」ではなく、有料回収の対象である粗大ごみに分類されます。よって、無料廃棄の対象外です。

30cm以上あるHDDやSSDを廃棄する場合、粗大ごみの処分費用が必要です。全サイズのHDD・SSDを無料で廃棄できない点は重要な注意点ですね。

データ消去や廃棄・処分の安全性が保証されない

自治体の多くは、回収を行うHDD・SSDデータの悪用はしないと明言しています。 ただ、HDDやSSDのデータ消去後、機器の廃棄・処分方法が不明確な点は注意です。

実際、具体的な廃棄方法は各自治体で異なります。そのため、回収ボックスに入れたHDD・SSDや、回収されたハードディスクが盗難に遭う可能性もあります。

保証がない分、回収ボックス内のHDDやSSD盗難やデータの情報漏洩について、自治体の責任は明確ではありません。依頼の際は、自己責任を前提に、事前にデータ消去をする等の対策の上で依頼しましょう。

宅配便が利用できずハードディスク持ち込みが必須

郵送サービスを利用できないので、回収ボックスがある自治体に直接行く必要があります。加えて、回収ボックスは市町村が運営する施設にあるため、土日は回収ボックスを利用できない可能性も。

そのため、回収ボックスは無料でHDD・SSD廃棄ができる一方で、使い勝手の点で課題があります。多忙な方や平日時間を作れない方は、他の廃棄方法の利用がおすすめです。

ハードディスクの処分方法まとめ

正しく安全なHDD廃棄をしよう!当記事のまとめ
いかがでしたか?当記事では、HDDやSSDの廃棄・処分時の注意点と、4つのおすすめ廃棄方法を紹介しました。

当記事のポイント
  • HDDやSSDは廃棄・回収の前にデータを完全に消去する
  • データ消去は、ソフト・磁気・物理破壊でできる
  • 廃棄業者は費用とセキュリティを比較して選ぶ


HDDやSSDの廃棄・処分を検討中の方は、データの情報漏洩を考慮しつつハードディスクを廃棄してください。以上、当記事がHDDやSSDの廃棄・処分に繋がれば幸いです。

※故障したHDD・SSDへの対応は、今回のデータ消去・廃品回収の他に、修理・データ修復があります。物理的に破損したパソコンやデータを認識しない等のHDD・SSDも、状態によっては修理やデータ修復ができます

HDD・SSDデータを消去する前にデータ復旧を試したい方は、パソコンのデータ復元方法を解説した記事をご覧ください。
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